歯ブラシだけでは不十分?
むし歯や歯周病の原因となるプラークを落とすことはとても重要です。
プラークは歯の表面どこにでも付着しますが、特に清掃道具が届きにくい部分にたまってしまいます。
清掃道具が届きにくい部分は歯の噛む面にある溝や、歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間などです。
特に清掃道具が届きにくい歯と歯の間に関しては、正しい歯ブラシによる歯みがき指導を受けた後の3分間の歯みがきでも、
58%しかプラークを落とすことができなかったというデータがあるそうです。
そのため、歯ブラシが届かない歯と歯の間を掃除するために、デンタルフロスや歯間ブラシなどの清掃道具を追加して使うことが求められます。
正しい歯みがきに加えデンタルフロスや歯間ブラシを用いた清掃を追加することで95%までプラークを落とすことができるそうです。
次回のブログでは、デンタルフロスと歯間ブラシどちらを使うのが望ましいのかについてお伝えいたします。
このコラムの監修者
小林 浩
Hiroshi Kobayashi
所属学会
日本口腔外科学会 |
日本口腔インプラント学会 |
認定・資格
歯学博士(口腔外科学専攻) |
日本口腔外科学会認定医 |
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導医 |
アメリカ心臓協会(AHA) BLSヘルスプロバイダー |