歯が抜けたままにしておくと①
歯は大人の場合、親知らずまで含めると32本あることが一般的です。
歯が抜けてしまった場合、そんなにたくさんあるのだから少しくらい抜けたままにしていても大丈夫と油断するのはよくありません。
今回はそのように歯が抜けたままにしておくことで起こりうる問題についてお伝えします。
歯が抜けたままになっていると、その歯が担っていた食べ物を噛む機能が落ちるため、適切に食べ物を小さく噛み砕くことができなくなってしまいます。
また、その歯が担っていた噛む機能がなくなることで、その他の歯に噛む力が強くかかるため、歯が痛くなったり歯が折れたりすることがあります。
そのため、歯が抜けた状態のままにしておくことはよくありません。
次回の歯の豆知識では、歯が抜けた状態のままにしておくことで起こりうるその他の問題についてお伝えいたします。
このコラムの監修者
小林 浩
Hiroshi Kobayashi
所属学会
日本口腔外科学会 |
日本口腔インプラント学会 |
認定・資格
歯学博士(口腔外科学専攻) |
日本口腔外科学会認定医 |
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導医 |
アメリカ心臓協会(AHA) BLSヘルスプロバイダー |