ガルバニー電流と銀歯の関係|金属のつめ物やかぶせ物があることにより発生する電流について
前回の歯の豆知識で、金属のつめ物やかぶせ物が溶け出すことにより起きるメタルタトゥーという歯ぐきの黒ずみについて説明いたしました。
(関連記事)メタルタトゥー(金属の詰め物や被せ物のまわりの歯ぐきの黒ずみ) | 湘南ライフ歯科|藤沢駅南口(鵠沼東)徒歩3分の歯医者さん
今回もお口の中に金属が溶け出すことにより起きる、ガルバニー電流という現象について説明いたします。
理科の実験などで金属を溶液に浸して豆電球がつくのを見たことがある方もいらっしゃると思いますが、あのように金属が溶け出すことにより生じる電流がガルバニー電流で、その反応がお口の中でも起きることがあります。
お口の中でガルバニー電流が生じると、その電流を歯が痛みとして感じることがあります、
お食事中間違って食べ物を包むアルミホイルなどを噛んでしまい、ビリッとするような刺激や、歯がしみるような経験をされた方はいらっしゃいませんか?
あれがガルバニー電流により生じる歯の痛みです。
ガルバニー電流を避けるため、金属を使わない治療を希望される方は、ぜひスタッフまでご相談ください。
このコラムの監修者
小林 浩
Hiroshi Kobayashi
所属学会
日本口腔外科学会 |
日本口腔インプラント学会 |
認定・資格
歯学博士(口腔外科学専攻) |
日本口腔外科学会認定医 |
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導医 |
アメリカ心臓協会(AHA) BLSヘルスプロバイダー |